中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
靴の修理屋で働く李玉蓮さん
   2007-06-26 11:41:51    cri

 【プロフィール】河北省出身、20歳。2006年2月に北京へやってきて、現在の靴の修理屋で働く。両親は農民、兄は故郷で洋服店を経営している。

 おとなしい性格で普段は口数が少ないが、仕事のときは積極的にお客さんと話をする。

 店の面積は30平方メートル。毎月のリース料は1万元。東北地方の企業・翰皇のフランチャイズ店で、翰皇の加盟店は中国全土に100店舗以上あるそうだ。

 出勤後、まずは店内を掃除する。その後、靴磨きの仕事を始める。革靴は丁寧に扱っている。近くの会社で働く人々が仕事帰りによくやってくる。一番の稼ぎ時だそうだ。夕食のあと、店主と一緒に急ぎの客の靴をきれいにしたり修理したりして、毎日11時ぐらいに、寝る。

 「靴磨きの仕事は汚いし疲れるけど、いったん磨き始めたら、最後までやり遂げなければなりません。お客さんが満足してくれるまで磨くのです」

 一生、靴磨きを続けようとは思っていない。「この春が過ぎたら、もうこの仕事はやりません。何か新しいことを学ばなきゃ」

  

 毎月の給料は600元(9000円)ほど。北京へやってきてから一年間、できるだけ節約し、3000元貯めた。お金を貯めて英語とコンピューターを学びたいと考えている。親切なお客さんたちはみな、勉強しなさいとアドバイスしてくれるし、自分自身も何か学びたいと強く願っているのだ。

 「近くの会社に勤めるOLたちがとてもうらやましい。私も努力して、彼女たちと同じような生活を送りたい」。真剣なまなざしでそう話す。

  

 【李さんの一言】

 一生懸命働き、英語とコンピューターを勉強する費用を捻出したい。これが私の原動力。

 「人民中国」より

今週、この人
v 個性のきらめくストリートダンサー、王馨左 2007-06-19 11:14:17
v 重要な役割発揮する文化交流ーー日本外務省中国課の瀬野清水・地域調整官 2007-06-12 14:00:42
v 真の中国を全面的に理解して 2007-06-05 14:07:21
v サックス片手に悲しみと幸せを表現、杜銀鮫さん 2007-05-29 14:33:58
v 北京で修練を積む警備員、呂品田さん 2007-05-22 15:53:05
v 柏陽高等学校3年の渡辺真理子さん、「人とのふれあいが大事」(2) 2007-05-15 16:16:57
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |