【プロフィール】 1978年北京市生まれ。99年7月北京市第1人民警察学校卒業。99年から北京海淀支部公主墳隊第3警区で交通警察官となる。現在、第3警区(警察官20人、管轄地区面積5平方キロ、人口約7万人)の警察長。
7歳年上の兄がいます。この兄に、幼い頃から礼儀の重要性と勉強の大切さを教えてもらいました。もっとも印象に残っているのは、中学生の時、試験の成績が悪かったため、非常に厳しく叱られたことです。そのときから一生懸命勉強するようになり、夢だった交通警察官になることができました。
交通警察の仕事は非常に面白いという。広く社会と接触できますし、さまざまな人と交流することもできます。初勤務の日、母親から「まじめにしっかり仕事をしなさい。決して法に背いたり規律を乱したりしてはいけない」と諭されました。この言葉を今でも心に留めて仕事をしています。おかげで、これまでに数々の賞を獲得しました。
毎日6時半に自宅を出ます。通常は車で出勤。職場に着いたら、まず、大きな鏡に向かって身なりを整えるそうです。朝の渋滞の激しい道路で、交通整理します。このときの温度は零下10度。凍てつく寒さの中、交通整理に励むスピード違反のバスに道路わきに停まるよう指示します。敬礼をして、礼儀正しく運転手から免許証を受け取り、罰則を与えます。
休みの日に、時間があれば釣りに行ったり、友人とバスケットボールをしたりします。4年間交際している恋人がいますが、再来年には結婚し、車で新婚旅行に出かけるのが夢です。
【王さんの一言】
首都北京の交通状況を良くすることが私の勤めであり、平凡な生活の中の最大の喜びでもあります。
「人民中国」より
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