石景山区（せっけいざんく）は北京の最大の工業区域だと言われています。区内にある石景山が名前の由来で、人口（2006年で）は50万6000。1997年10月8日に、東京都の板橋区と友好区域を結びました。

　区内の八大処（北京市八大処公園）や 石景山遊園地、法海寺、北京国際彫塑公園（彫刻公園）が主な観光スポットです。また、首都鋼鉄会社は全国でも有名な鉄鋼企業で、首都鋼鉄-日本NEC(Nippon Electric Company)の合弁企業も区内にあり、北京の鉄鋼業発展の重点的区域としても注目を集めています。

　北京市の中心8区のうち、石景山区の面積は割りと小さいほうです。北京のその他の区と比べて、石景山区の都市化が進み、区内には、今多くの高層の住宅ビルが建ち並んでいます。

　石景山区の蘋果園駅は北京の地下鉄1号線の始発駅で、地下鉄で便利な区域ともされています。

　ちなみに、中国国際放送局は区内で有名な施設で、地下鉄八宝山駅の近くにあるため、雄大な建物が道行く人々の関心を集めています。