果物はそれぞれ糖分、カリウム、飽和脂肪などの含有量が異なります。慢性病、つまり糖尿病、高血圧、腎臓病気、高脂血症などの患者は食べないほうがいい果物があり、それを食べることで、病状を悪化させる可能性があります。
例えば、高脂血症患者はドリアンとヤシをあまり食べないほうがいいようです。
コレステロールの高い人にとって、一般に果物や野菜などは良いものですが、ドリアン、ヤシ、アボカドなどは適しません。これらの果物は大量の飽和脂肪酸を含む「ラード」と同じように、血液中の総コレステロールと悪玉コレステロールを増加させ、血栓症を招く恐れがあります。高脂血症患者は、ダイダイ、リンゴ、ナシなどを多く食べることをお勧めします。
また腎臓病患者はゴレンシをあまり食べないほうがいいそうです。
ゴレンシは腎臓病患者に適しません。ゴレンシには神経系統に影響する物質が含まれており、腎臓機能の弱い人には勧められません。腎臓病患者はカリウムを排出しにくいため、リンゴ、ナシ、ブンタンなどカリウムの低い果物を食べるほうがいいとされています。
糖尿病患者は"竜眼"を食べないほうがいい
糖尿病患者は糖分の多い食品を避けて、血糖値の上昇を避けなければなりません。糖尿病患者は血糖が低い果物、例えばリンゴ、ダイダイ、キウイフルーツ、ナシなどは問題ありませんが、ドリアン、ハミウリ、竜眼など血糖の高い果物は避けたほうがいいということです。
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