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日本の食材、中国の人々の食卓を彩るー2
   2005-10-31 11:44:28    cri
    羽入さん:いま、中国の煙台の展示会に来ております。味噌汁を作りまして、お味噌と醤油を販売しておりますが、中国の方がたいへん興味を持って試飲していただいています。元は中国の「ジャン」から来たものですから、中国にも日本式の味噌汁やお醤油が普及したらいいなと思っております。

 記者:何で中国に工場を作って味噌汁を作ることになったのでしょうか。

 羽入さん:それは、お米が不作の時がありまして、中国の内蒙古でお米を栽培する話がありましたが、そのお米の栽培と同時に、その加工品も作ったらどうかということで、味噌汁と醤油を作り始めたんです。それに何社かが参画しまして、私どもの会社も一番大きなスポンサーとして参加させていただいて、日本へ製品をもって行って市販しております。あと中国で加工用に使っていただいています。日本へは最強味噌を持っていきまして、加工用にも使っていただいているということです。元は、内蒙古のウランホトは草原地帯です。そこで、原料を作りまして、加工してもってきてはいいんじゃないかということで味噌工場を始めたわけです。ですから、現地のウランホトでは、自分の畑と田んぼ、自社農場をもって原料を作っております。ですから、安心して皆さんが召し上げれるんじゃないかと思っております。

 記者:製品は日本に輸出することになっていますね。

 羽入さん:ですから、日本へもって行って市販する味噌と、そうじゃない米味噌、最強味噌、醤油は中国国内の日本向けの加工屋さんへ提供します。お醤油は中国のウランホト市で、日本式の醤油と中国式の醤油をブレンドした後、作った新しい製品をウランホトで販売しましたら、大変ヒットしちゃって、そういうわけで、醤油は中国式と日本式をブレンドして作った物を販売しております。

 記者:日本の味噌汁は中国の人々から受けられますか。

 羽入さん:「ジャン」は元々中国のなんでね、その後の進化の仕方は、中国、ベトナム、そして日本はそれぞれ異なるんです。中国から来たのは、もろ味の「ジャン」だったんです。中国の「ジャン」の一部、もろ味のものが日本へ偶然来たわけですよ。これ穀物の「ジャン」ですから、それから発達して醤油になり、味噌になったわけなんだけれども、日本の食事の中で、いわゆる穀物の「ジャン」と魚を生で食べるというのが一致したんですね。

 記者:「ジャン」と言うのは日本語ですか。

 羽生さん:そうです。「トーバンジャン」などそのままいいますね。「ジャン」で通じます。例えば、豆というは中国語でなんと言いますか。豆腐の豆の発音に似ているんですね。聞いていると、発音は中国語に似ているものと、韓国の言葉に似ているものがありますね。中国から海を通って直接日本へ伝わるものと、韓国を通って日本に伝わるものがあると思います。そういうことを考えますと、食生活にもつながりがあるんじゃないかと思っておりますので、

 記者:こちらに博覧会に来るのは、中国国内市場の開発を目指したものですか。

 羽入さん:それは、皆さんに味わっていただくことは第一ですし、これから是非日本の味噌、日本式の醤油を普及しながら、日本から伊藤洋華堂さんとか、スーパーが出てきていますね。その食品の中へ何とか入れていきたいなと、言う発想でいまやっております。中国でも広がればいいなと思っております。

 山東省の食品博覧会に出るのは、山東省の魚加工会社が多く、調味料に日本式の醤油を多く使いますから、販売ネットを山東省に広めようとするものだそうです。

 内蒙古に工場を持つこの会社の販売係り佟広遠さんは次のように紹介しています。

 「うちの会社は1993年にできてからいま12年の歴史をもっていますが、主に発酵調味料を作っております。今回煙台に来たのは、日本系企業の集まっている山東半島で業績を上げたいと思います。」

 そのうちに、この会社の製品が北京で出回る日を楽しみにしています。

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