今年80歳になる劉清芳さんは今の暮らしに大満足です。
「今の暮らしは日一日と良くなっています。毎日暇な時は、体操をして、スポーツをして、年配者同志でおしゃべりをしたりして、楽しいです。」
劉さんの話では、村人たちは暮らしに余裕ができた後、800人余りが100万元ぐらいお金を出し合って、幅12メートル、長さ7キロの道路を作りました。この道路で村の185世帯が全て繋げられるようになりました。
美しい田園風景に恵まれ、幸福村はまた観光地として知られてきました。観光による収入も少なくないそうです。村長さんの劉徳商さんの紹介では、まず観光客をひきつけたのは、衛生的で和やかな家で、その他の家々もそのまねをして、村全体はますます衛生的になっています。
「基準に達していない家は、観光客をもてなす資格を持たない。ですから、みんな自らの家を整えて、この資格を勝ち取りたくなります。去年この資格を持つのは30世帯余りでしたが、今年は80世帯を超えています。」
みんなで衛生的な家を選ぶ活動を通じて、みんなの意欲が激発されました。村人たちはほかの何人にも頼らず、自ら豊かになる道を歩んできました。
|