中国東部の江蘇省無錫市人民政府と中国国際友好都市連合会はこのほど「無錫市国際友好都市交流会」を催し、11ヶ国の24の都市からの友人が太湖の畔に集まり、国際友好都市間の経済貿易交流や都市発展について交流と協力を行ないました。
中国の都市が外国の都市と初めて友好関係を結ぶのは、天津市と日本の神戸市です。2004年末まで、中国の都市はすでに112ヵ国の都市と、1129ペアの友好都市関係を築きました。
無錫市は海外の都市と最初の友好関係を樹立したのは1981年のことでした。これまですでに日本のあかし明石、さがみ相模はら原それに、アメリカやニュージーランド、ポルトガル、カナダ、ドイツの10の都市と友好関係を確立しました。それに、無錫市の管轄下にある江蔭市と宜興市はそれぞれ、日本の群馬県にある藤岡市、それにブラジル、スロベニアの町と友好関係を築きました。
無錫市と一番先に友好都市になった日本の明石市のいねた稲田よしあき圭昭市長は「明石市と無錫市の直線距離は約1400キロである。明石市から6時間で無錫に到着できる。明石市にとって、無錫は友好関係を樹立した最初のアジアの都市で、24年来、市民交流を中心にスポーツや芸術、行政、教育、経済などの面で交流を行なった。このほか、明石市と無錫市は建築、都市整備、交通整備などの面でも交流を常に行なっている。双方は相互理解の下で、友好交流を通じて国柄を乗り越え、友好関係を絶えず推し進めていけると信じる」と述べました。
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