これについて教育省学生局の林蕙青局長は「現在、各地の教育部門及び、大学は大学生の就職市場を開発し、企業や求人先との連携を強め、就職情報を公布しています。更に、積極的な政策と措置を講じて、卒業生を西部地区及び末端部門へ就職することを促しています。」と述べました。

　教育省の要求に基づいて、各地及び各大学はそれぞれ、様々な措置を講じて、より多くの卒業生の就職問題を解決してます。

　例えば、北京言語大学は外国語学部、中国語学部、国際金融学部、情報科学学部など６つの学部からなっており、今年４６０人が卒業しますが、去年より約20％増えています。

　卒業生の就職問題で、北京言語大学は就業指導センターを設置し、どの学部にも専門的な就業指導教師がいます。このほか、定期的に講座を行い、職業顧問や求人先の代表、すでに就職した卒業生を学校へ招いて、就職指導報告を行っています。

　北京言語大学学生部の黄益方先生は「学校はすでに就職指導を学生に対する教育の全過程に移しました」と語り、更に「就職指導は卒業段階の学生に指導とサービスを提供するだけではなく、大学に入学してから、職業教育、就職能力の養成、職業企画を始めました」と話しました。

　黄先生はまた「まず、大学は授業のスケジュールを作るとき、幅広い社会調査を行い、社会の必要な新しい学科を設けました。例えば、金融学部、情報技術学部などです。そして、教学の中で、多くの実習のチャンスをつくり、学生たちに随時に求人先の情報を伝えています。そして、卒業段階になると、大学は就職活動を重要な位置において、さまざまな活動を展開します。例えば、今年、学校は進んで求人先と連絡して、大学内で、数回にわたって説明会行い、学生を求人先と直接接触させています。このほか、大学は職業企画評価システムを導入し、学生たちが自分の性格や職業能力と結び付けて、職業を選択することを手伝っています。」と話しました。

　今年、２２歳の?懋峰さんは北京言語大学金融学部の今年の卒業生ですが、在校期間中、彼女の成績は優れていました。去年から、先生の指導の下で、就職の準備を始め、先生との意思疎通を通じて、自己の職業選択の方向を決め、つまり安定的で、発展性のある仕事を探すことにしています。