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早期発見がガン治療のカギ
   2005-07-01 09:05:57    cri

    科学技術の発展と医療レベルの向上につれて、多くの難病はすでに怖くなくなりました。しかし、ガンのいやすはほとんど出来ないものです。このため、ガンはすでに世界で、最大の公共衛生問題となっています。統計によりますと、2000年世界で、ガンで死亡した人数は620万人に達しました。

 ところで、ガンを前に全然対策はないとは言えません。発生初段階のガンの治療効果はほとんど理想的なものです。このため、世界保健機関はかつて、早期治療が出来れば、3分の一のガンがすっかりいやすことが出来ると強調しました。

 ところで、早期治療の前提は早期発見となっています。

 ガンは悪性腫瘍とも言いますが、それは細胞の異常増殖及び、移転をその特徴とする疾患です。その早期発見、早期診断、早期治療はガンの治療にとって、重要な意義があります。例えば、大腸ガン患者は早期治療できれば、その90%が5年以上生存することが出来ますが、手遅れたら、5年以上生存する可能性が僅か5%ないし7%となります。

 これについて、中国医学科学院腫瘍病院の主任医師石遠凱さんは「科学技術の進歩と生活レベルの向上につれて、悪性腫瘍の治療手段と薬は多くなってきたし、治療の効果も向上しました。しかし、依然として、早期治療を受けた患者は晩期患者より効果がよいものです。多くのガンは早期にいくつかの症状があるもので、主に、しこりや、痛み、出血、消化不良などです。例えば、40%ないし60%の大腸ガン患者の便には血がついたり、混じたりしています。乳ガンの場合、早期にもしこりがあるなどです。」と話しました。

 中国はガンの多発国の一つです。2000年中国では、ガンで死亡した人数は150万人に達しました。現在、5人の死亡者に1人はガンで死亡した人となっています。中国政府はこれまで、ガン予防を非常に重視しており、早期発見をガン予防の重要な手段にしています、

 中国では、すでに1950年代からガンの早期発見を強調しています。河北省磁県は食管ガンの多発地区で、政府は1973年にそこで、ガンの総合予防ステーションを設け、ガンの早期発見を重点とする総合予防治療措置を講じて、その発生率と死亡率を大きく低下させました。これについて、河北省腫瘍病院の王士傑院長は「私たちは30年間、系統的なガン予防活動を堅持し、磁県の食管ガンの発病率と死亡率を下げました。」と語っています。

 現在、中国では、ガンで死亡した人の数が絶えず増加しています。ガンの挑戦に対応し、国民の健康を保障するため、2003年12月に衛生省は「中国ガン予防、抑制企画綱領」を発表しました。

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