酷暑の8月に突入してから、平均温度が36度まで上昇しました。北京の下町風情を残しながら、都市再建設の影に消えようとしている「胡同(フートン)」で、いまだ伝統的な生活スタイルを脈々と受け継いでいる老北京人(北京で生まれ育った人を指す)達がいます。この「老」と言うのは必ずしも「老人」を意味するのではなく、古くから伝わってきた北京人の習慣も意味しています。では、これから紹介していきたいと思います。彼らは小鳥や花、金魚などを愛でいることを無上の喜びとしています。
ジャスミン
クチナシ
君子蘭 |
胡蝶蘭 |
ウツボカズラ |
多種多様な盆栽 |
「花」は特に胡同に暮らしている北京人にとって、特別な意味を持っています。胡同の窓の下の少しの隙間でも様々な盆栽が置かれています。種類は様々あり、アサガオ、イケイソウなどがよく見られ、ジャスミンやクチナシなどのいい匂いの花の種類も大人気です。「花」の開花期が来ると、蕾を摘み、隣に住んでいる人たちにあげたりして、絆を深めていきます。
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