新型インフル対応のワクチンは短期間で研究開発したため、予防接種に慎重な態度を示した人も多かったようですが、実際に現場は、和やかな雰囲気の中で接種が行われていました。
「あれ、もう終わったというのですか?ほんとうに注射してくれたかな?」と冗談交じりで看護士と話をしていたネパール人のスタッフもいました。
中国の衛生当局によりますと、中国では10月までで、すでに5500万人分のワクチンが確保されており、来年第1四半期までには、1億人分の確保ができる見込みだということです。なお、中国の予防接種は、
① ワクチンの効果に関する説明を事前に知っておくこと、
② 自らの意思であること、
③ 無料であることを原則として定められています。
11月8日まで、すでに805万人が予防接種を終えたということです。
北京市は11月15日まで、すべての小中学校での予防接種を無事終える予定で、16日から全市民向けの予防接種を始めます。16日以降、予防接種を希望する市民は、市内402ヶ所に設置された予防接種ステーションで無料による接種を受けることができるということです。(王小燕)
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