つややかに光る新緑はすくすく成長する赤ちゃんのように漲る生命力があり、見ているだけでも元気を与えてくれます。こんな中、26日の日曜日に、北京を代表するアートフェアの一つである「芸術北京」が四回目の開幕を迎えました(関連報道https://japanese.cri.cn/881/2009/04/27/1s139302.htmを参照)
「芸術北京」は2006年から年一度、秋の北京で開催されてきましたが、今年から春と秋に分けて、年二回の開催となりました。
初日のオープンは夜7時~10時。暮れなずむ夕刻時、会場となる農業展覧館の並木通りを潜って、丁度、足元に明かりが灯り始める幻想的なムードの中、会場前に着きました。
「1950年代のロシア風の展示館で、現代アートの展示会を開く。釣合いが取れないところそのものも面白い。」
業界関係者からこのような感想を聞いたこともあります。
景気後退の影響もあるか、昨年秋に比べ、開催規模が約半分になっています。とはいえ、肌の色も髪の色も異なる来場者がたくさん訪れて、これまでと変わらない盛況でした。
初日は原則としてはプレスとVIP向けになっていましたが、実際来場した人には、その関係者だけでなく、子どもやラフな格好で散歩のついでに入ってきたようにも見える老夫婦などもいました。
面白そうな作品の前に来ると、カメラを出して、一緒に記念撮影する人も多くいます。ペイントの実演や落書コーナーは、多くの子どもたちに人気があり、一般見学者も参加できる和やかなムードでした。
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