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北京の春 アートの春

2009-04-28 11:57:27     cri    

 ところで、現代アートは中国ではホットな投資対象になっていましたが、一般市民の間で、「現代アートとは何ぞや」ということで、十分理解されているとは言えません。一方、世界金融危機はアート投資にも陰を落とし、中国では、2008年全年の取引額は前年より31億元も縮小し、約14%の下がり幅となりました。

 ついこの4月中旬、北京で行われたCIGE(中芸博国際画廊博覧会)も、作品の単価が前回の5分の1にまで暴落したと言われています。

 こういう時代の変化を背景に、今回のアートフェアに出展したギャラリストは、ネットワーク作りとPRに一番の期待を寄せているようです。

 北京のギャラリー「印像空間」の責任者の話です。
 「一番の目的は自己アピールです。主として、若手アーティストの作品を中心に展示しました。それから、今後、長期的にビジネスができるパートナーをさぐってみたいです。取引額の期待値なんて、特に設けていません」。

 アートフェアには世界各地からだけでなく、中国各地からも多くの見学者が訪れています。西南部中国の現代アートの中心地として知られている成都から来た映像アーティストのQさんと友人は、「2009年は学術交流の年ですね」と苦笑いしながも、「だから、じっくりと色んなものを整理し、考えたい年にしたい」と言い、「『映像北京』でかなり刺激的なものも見ることができ、来て良かったです」と満足した気持ちを語ってくれました。

 「若手アーティスト」という語が今回のアートフェアのキーワードの一つでした。果たして、世界的な経済危機を経た後、中国の現代アートはどうなっていくのか、北京の春を本当の意味でのアートの春にするには、まだいくつもの課題を乗り越えなければならないようです。

                                   

                                                    (王小燕)


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