【今回の談談メンバー】つばめ、志摩悦二郎VS.李潤陸さん  

　春は日本では新学期開始の季節です。今回は春休みで北京に帰省中の早稲田大学政治経済学部3年の李潤陸さんをゲストに迎えています。

　まわりから「大陸さん」と呼ばれている李さんは2010年、北京の高校を卒業してから早稲田大学の入試に合格しました。進学したのは同大学が初めて留学生向けに設けた、英語で講義する政治経済学部です。

　大陸さんはとても明るくて元気な青年です。

　1991年に北京に生まれた彼は片腕に先天性切断の障害がありますが、小学校時代に母の勧めで出会った乙武洋匡の『五体不満足』中国語版から大きな勇気をもらい、乙武さんの母校である早稲田大学で勉強することが小さい時からの夢だったと振り返ります。

　大陸さんは、乙武さんの本から「希望の種をもらった」と言い、その後、小学校時代のアメリカ留学を経て、スポーツ大好き人間に育ちました。バスケットボールはもちろん、サッカー、水泳、各種アウトドアスポーツにも積極的にチャレンジしています。早大では剣道サークルに入って、週三回稽古に通っていると言います。

　北京の青年・大陸さんの目に映った日本、「希望の種をまいてくれた」乙武さんの母校での勉学生活は？

　訪日するまでに、日本語が話せなかった大陸さんは、今回は3年間で習得した日本語で番組に出演しました。

　ぜひお聞きください。（王小燕）