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中国版『101回目のプロポーズ』映画がクランクイン

2012-02-16 16:06:52     cri    

~クラシックを再現、クリエイティブなアイディアを注ぐ!中国版『101回目のプロポーズ』映画がクランクイン~










 1991年、フジテレビの名作、純愛ストーリードラマ『101回目のプロポーズ』が放送され、日本本土で大ヒットしました。その後、中国と韓国に合同製作されたリメイク作品(原題::『第101次求婚』2003年)、また韓国SBSのリメイク作品(2006年)もアジアで多くの人気を集めました。

 2012年のバレンタインデー、中国新麗伝媒(New classics media)、日本のフジテレビとアジア伝媒(Beijing Asia times cultural meidia)の共催により、台湾の新鋭監督・陳正道さんが執刀したリメイク映画『101次求婚~say yes~』が発表されました。この映画は近年注目され始めた俳優黄渤、日本でも大人気の女優林志鈴(リン・チーリン)が主役を務めます。黄渤さんは、2006年に上映された低コストコメディー『CRAZY STONE』(原題:『瘋狂的石頭』)で親しまれていました。制作費が300万人民元(約4,500万円)程度と言われていますが、公開から僅か1ヶ月で1,660万元(2億4,000万円)の興行収入を獲得したそうです。もちろん、俳優黄渤の演技にも注目です。

さて、この映画は「美女と野獣」のコンビで何を表現したいの?若手の陳正道監督にマイクを向けました。

 ――90年代のドラマに比べると、今回の映画に何か新しい要素がありますか?

 私たちは今回の映画にもっと現代的なポイントを加わります。例えば、原作ドラマの中に、もし主人公が携帯電話を持っていたとしたら、色んな展開は出来なくなるかも。でも今はこういうところを考えなければならないのです。また、日本のロケ地も想定しているところです。中国の皆さんと日本の皆さんに、クラシックを基本として再創造し、クリエイティブな作品を送りたいと思います。

 一方、日本のフジテレビは自社の人気ドラマの中国版映画になりますが、狙いは何でしょうか?

 この質問に対して、フジテレビジョン編成制作局編成センター編成開発部の細貝康介さんはCRI記者のインタビューを答えました。

 細貝康介さんは、「まず一番大きいのは、今中国の映画テレビドラマ非常に元気がいいと。今まではアメリカ一辺倒だったコンテンツビジネスの状況があると思うんですけど、これからアジアは中国を中心に日本も同じレベルで頑張って、日本と中国でアジアを引っ張っていくような時代になるのかなというのは、今フジテレビの実感としてあります。その動きの一つとして、中国によく知られている原作を基に中国の人たちに喜んでもらえる作品を作ってみようと始まりになっています。」と言いました。

 また、「私たちはドラマの販売を通じて、アジアの皆で共有できる面白さと感性でもあると思っています。日本人が面白いものを中国人に喜んでもらえるし、中国人が喜んでいるものを日本人が選ぶことも出来るじゃないかという仮説を持っています。中国の映画市場規模が大きくなってきた中なので、中国でも日本でもヒットするコンテンツを作れれば、多くの人たちに喜んでもらえる映画を作れるじゃないかと考えています。」と語りました。(取材:路晗 佟同)

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