By つばめ、李軼豪、吉野
春眠不覚暁…♪
これは、中国では幼稚園児でも暗記できる名句で、最近は流行歌の歌詞にまでなりました。
春は眠くなりやすい季節。わずか5文字ですが、千年後を生きている現代人にも共鳴をよび起こしています。
しかし、ぐっすり眠れる人は、ラッキーな人たちと言えますよね。
何故なら、現代には眠たくても眠れない、寝たくても寝る時間がない人という人たちがあまりにも多いからです。
「春は眠い」。この思いは中国人だけのものでもありません。
3月21日は、「世界精神衛生と神経科学基金会」という団体の提唱による「国際睡眠デー」です。世界各国に「睡眠デー」の導入を呼びかけた目的は、文字通り、睡眠に気をつけて、健康を保とうという注意喚起にあります。
スタートしたのは2001年、10回目となる今年のテーマは、「良い睡眠で健康な人生を送ろう」です。今年も中国のメディアはこの日にちなんで、大々的に「睡眠」のことを取り上げています。なんと、中国睡眠研究会の研究結果では、程度の差こそあれ、中国では総人口の43%もの人が「睡眠で悩んでいる」ということです。
ぐっすり眠りたい。この思いは時空を越え、人間にとって恒久不変の願いと言えます。それもそのはず。ざっと計算すれば、人生の3分の1の時間を眠りの中で過ごすのです。
今回は人生にとって必要不可欠な「睡眠」をめぐって、「ス」を作ってみました。
皆さんは睡眠を得るため、どのような工夫をしているのか、皆さんの経験をぜひお聞かせてください。
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