昨年末、「海外旅行」の巻で「つばめのス」がスタートしましたが、それ以来、周りには海外旅行体験者が増えつつあります。今回は先日、チューリップの旅をしたエーリン、それから南国の海のリゾート地でハネムーンを過ごしたエイエイの旅見聞です…
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中国では、海外旅行の体験者が増えつつあります。この4月末、エーリンは「エキゾチックな欧州の旅」を満喫しました。オランダでのチューリップ情報や欧州の見聞のみならず、旅の達人エーリンならではのお役立ち海外旅行情報が盛りだくさんです。
一方、昨夏、めでたく結婚式をあげたエイエイは、半年前にモルジブへハネムーン旅行に出かけました。「目覚めたら窓の外が一面と広がる海」、島全体が2人のプライベート空間となった素敵な体験を聞かせてくれました。
さて、旅には様々な形があり、歴史や文化の旅かリゾート滞在型の旅か、それともバッグパックの旅なのか。トークは次回も続きます。
■Part1 エーリン・「ヨーロッパの旅」
年休を利用してヨーロッパへ行ってきました!15日間で8ヶ国(オーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、スイス、イタリア、バチカン)を回るというハードスケジュールでしたが、とても楽しい旅でした。
【パスポート】
中国人の一般パスポート「普通因私護照」の有効期間は10年間。16歳未満の未成年者は5年用だけしか取得できません。戸籍所在地の出入国管理局へ申請し、1週間ぐらいで受け取れます。手数料は200元。
【ビザ】
今、EU諸国は中国人向けの個人観光ビザを発行していないため、ツアーに参加すれば団体のシェンゲンビザを取得することができます。(ルクセンブルクのシェンゲンという町で調印された「シェンゲン協定」に基づいて実施されている出入国管理政策及び国境システムで、アイルランドとイギリスを除く全てのEU加盟国及び、EU非加盟国であるアイスランド、ノルウェー、スイスとリヒテンシュタインの計29ヶ国がこの協定に調印しました。シェンゲンビザを取得すると、これらの国々に入ることができるということです。ただし、日本人のヨーロッパ訪問はビザが免除されているので、シェンゲンビザは不要です)
【トイレ】
ヨーロッパのトイレは清潔できちんと整備されているところが多いです。鉄道駅や地下鉄駅、街の中心部にはたいてい公衆トイレがあります。ただし、公衆トイレのほとんどは有料で、入り口にいる係員に支払うか、またコインを投入しないと中に入れないゲートが設置されています。料金はたいてい50セント(0.5ユーロ)かかります。ただし、イタリアのヴェネツィアでは、なんと1.5ユーロも!
【電圧・プラグ】
ヨーロッパの電圧はほとんど220Vです。そして、丸型2・3本ピンへの変換プラグが必要です。
【両替】
2002年1月からEU統一通貨であるユーロが使用されています。ユーロとはEU加盟国27カ国のうち、16カ国で利用できる共通通貨です。
ユーロ圏:スペイン、ベルギー、ドイツ、フランス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、オーストリア、ポルトガル、フィンランド、ギリシア、スロベニア、キプロス、スロバキア、マルタの16ヵ国。
EU加盟国のユーロ不参加国(3カ国):デンマーク、スウェーデン、イギリス、(3カ国はそれぞれ自国のデンマーク・クローネ、スウェーデン・クローナ、イギリス・ポンドを用いています)。
そして、非EU加盟国(スイス)ではユーロを使用せず、スイス・フランを使っています。
【カード】
中国人なら、クレジットカードより、銀聯カードがお得です。中国国内発行のVisaやMasterのクレジットカードはヨーロッパでも自由に使用できますが、1.5%の換金手数料が取られます。その代わりに、キャッシュカードの「銀聯カード」は何の手数料もなし、ほとんどのデパートや免税店で使えますし、ATMから現地通貨で引き出せます。
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