ニイハオ!高橋恵子です。
今年は春節=旧正月が2月の下旬だったので、街はついこの間までお正月の雰囲気に溢れていた。赤い提灯、春聯、干支の羊・・・。
この羊に、どうも納得いかない私。
1月下旬に今年になって初めて「羊」を見かけたのは、王府井のデパートだった。
「今年は羊年かぁ」と思いながら、よく見てみると真っ白じゃなくて
白と黒のブチになっていて、牛みたい。まぁ、こういう羊もいるよね。
2月になって地下鉄内にも「羊」が登場。
「ん?ちょっとスリムすぎない?あご髭って、山羊?」
まぁ、切り紙だからデザイン化されてるのかな。
いよいよ、春節。今年も地壇公園の廟会=お正月の縁日に行った。
入り口では、干支の羊がお出迎え。
色のせいか、躍動感が有り過ぎるせいか、鹿に見えてしまう。
羊の毛を刈り取った後は、こんな感じなのかなぁ。
気を取り直して、先に進む。
伝統工芸品やおもちゃ、アクセサリー、帽子などなどいろいろな
モノが所狭しと売られている。きっと羊のぬいぐるみもあるハズ。
あたりを見回すと・・・あった、ケド。
鼻のところに「羊」って書いてないと馬みたい。
かろうじて私の「羊」のイメージに近いもの発見!
もこっとして、かわいらしい感じは羊っぽい。でも、羊といえば白なんだけどなぁ。お正月だから赤いのかな。
何百軒とテントが出ている中、やっと「羊」らしい「羊」を見つけた。
これ、これ「羊」と言えば、この白くてモコモコした感じ。
こんな羊のぬいぐるみを売っているところは、ここ以外見つけられなかった。つまり、少数派ってこと。
街角で見かけたのは、これ。
デザイン化されているけど私のイメージする「羊」だ。
でも、これも少数派。
日本人がイメージする羊と中国人がイメージする羊はどうも違うようだ。もしくは、「羊」と言った時に日本人の方がストライクゾーンが狭いのかも。街角の干支の羊は、私が見ると「これ、山羊でしょ」と言うのが多かった。
十二支のうち日本の猪(いのしし)年が、中国ではブタ年だと言うのは知っていたけど、羊年はむしろ山羊年と言った方がいいのではいった感じがする。
干支の動物1つをとっても、やっぱり違うな日本と中国。違うからこそ面白味がある。今年もいろいろ探したてみよう、日本とは違う中国を。
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