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旅行家・慈善活動家 河原啓一郎さん~下

2014-01-23 11:05:19     cri    

 担当:王小燕、高橋恵子

 今週も前回に続いて自転車で旅しながら、ボランティア活動をしている河原啓一郎さん(Kさん)に、中国での旅の見聞を伺います。

 旅達人のKさんは9割以上、ホテルには宿泊せず、一般の市民の家に寝泊まりし、食事をします。旅先で知り合ったばかりの人とどのようしたら信頼関係が築け、家族の一員のように付き合えるのか、Kさんは惜しみなくそのコツを伝授してくれました。ちなみに、Kさんが旅の時、良く利用する「カウチサーフィン」とは、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニケティのことです。中国語では"沙发客"(ソファーのお客さん)と言い、中国における登録者数は2012年末までに240万人に達していると言われています。

 ところで、Kさんの旅友である「アンパンマン号」の自転車には、いかにも重たそうな荷物がたくさん積んでありますが、一体どんなものが入っているのでしょうか。「文は人なり」と言われますが、Kさんの場合は「荷物は人なり」とでも言うべきでしょうか。たとえば、3キロのビールに血圧計、写真のプリンターなどどう見ても旅にとって、必要不可欠の品に見えないものがたくさん入っているようです。でも、これこそKさんスタイルの旅を支える上で必要不可欠なアイテムなのです。

 中国のメディアから親しみをこめて、「丢车哥」(自転車をなくしたお兄ちゃん)と呼ばれているKさん。武漢で旅の大事な「友」とはぐれたのはもう2年も前のことです。すでにいろんな人から何度も、何度も聞かれていることを承知しながらも、やはり当時の心境などについて本人に聞いてみました。そして、新しい年に向けての抱負も。今回もカラフルな夢を抱き、聞く人の心を揺さぶる優しさに満ちたKさんのお話をぜひお聞きください。(Yan) 

 【プロフィール】

 河原啓一郎(かわはら けいいちろう)さん

 長野市生まれ。29歳。

 ボランティアをしながら自転車で世界を周る。看護師であり旅行家、慈善活動家など多岐にわたる活動をしている。

 2011年から中国での自転車の旅を始め、現在に至っている。

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