CRIのすぐ近くの空き地に1週間限定の特設市場ができたので行ってみました。

　中は、食品、雑貨、衣料品などの店がぎっしりと並んでにぎわっていました。

　私と、日本語部の女性スタッフ、エイエイさん、燕さん3人で「買い物」の取材で行ったのですが、ミイラ取りがミイラになって、いろいろ買い物をしてしまいました。

　わたしが買ったのが、これ。冬用のカシミア？の「ズボン下」です。

　店のおやじさんが、私を見つけて激しい売り込みを始めました。「カシミアだよ！」「本当？？」と私。するとおやじさんはズボン下の表面の繊維を爪ですくいとって、ライターで燃やします。においをかいだ、エイエイさん「うん、これほんもの！」私は、なお半信半疑でしたが、値札を見ると、通常630元（8000円ぐらい）のところ、130元（1700円ぐらい）と書いてあります。ためらう、私は「でも、私のウエストでは入らないのでは？」というと、親父さんいきなり左右に広げて

　「ほら！」「う～ん、なんでこんなに広がるのだ！」と私は別の疑問を感じながらも値段交渉に入ってしまいました。「100元なら買う！」「だめだめ、これはもうこの値段まで負けてるのだから130元ね！」譲らないおじさんをエイエイさんが「％＆＃＋＊"'！！！！」と激しく攻め立て、ついに交渉成立。100元でカシミアのズボン下を買ったのでした。中国式買い物の達成感に酔った私ですが、翌日燕さんは田舎へのお土産用にともう一度その店に行ったそうです。「あのズボン下10枚買うから、まけろと言ったら、80元になったよ！！」と、得意満面の燕さんそして、最後に言いました「でも、おしかったな～、すんなりまけたから、もっと安くできたかもしれないな～」。

　中国で、買い物を楽しもうと思っている日本の皆さん、値段交渉はいくらぐらいから始めればいいのでしょうか？その答えを30日火曜日のハイウエイ北京3時間目の「イロハのチャイナ」でたっぷりご紹介します。30日が過ぎてもホームページの「ネットラジオ」をクリックして、右上の「毎日の番組を聞く」で30日をクリックしてください。

　中国の買い物は「楽しいよ！！」