北京にいるとお正月ムードはありませんが、やはり日本人同士が集まると年末や大晦日には何かイベントを催したくなるというもの。
私も例にもれず大晦日は世界的に愛されるミュージカル「キャッツ」の中国語版を観に出かけました。中国語タイトルはずばり「猫」。実は日本の劇団四季のものはまだ見たことがなく今回が初めての観劇となりました。
最近は上海をはじめ中国の大、中都市ではこのように世界的にヒットを飛ばしたミュージカルの中国語版が上演されることが多くなりました。
もとが英語ですから、中国版はどんなものだろうと思っていたのですが、結果は期待を見事裏切らず。客席もほぼ満席で、子どもたちの姿もたくさんあり、始まる前から興奮気味。最後は会場を巻き込んでの大合唱で終わり、中国人俳優たちの素晴らしい歌声を堪能しました。中には日本の劇団四季に在籍していた方もいました。帰りには日本料理店で年越し蕎麦をいただき、いい気分で2012年を送りました。2013年もいい年でありますように。(吉野綾子)
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