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日本人スタッフのつぶやき214~零下の世界

2012-12-24 18:10:10     cri    

  今回の一枚の写真。

 クリスマスですね。CRI2階のカフェにもツリーが飾られ、サンタさんのウエイトレスも気分を盛り上げてくれます。

 さて北京の冬は零下の世界に入りました。日中でもマイナス2度前後という日が続き、降った雪も溶けないまま、氷のように地面に張り付いています。九州育ちで東京以北では暮らした事がない私にとって未知の世界。確かに昨年は暖冬だったに違いない、と甘さが身にしみる毎日です。室内は自動で暖房が入っているとはいえ、今年は暖房器具が家電で売れているそうです。ついに先日、小学校以来、手袋を買いました。ジャンパーのフードをファッションだと勘違いしていた私も今では着ぐるみ状態。  

 「また一段と寒くなるようですよ」との劉君の話に、どこまで気温は下がるのだろうと、ちょっと不謹慎ながら楽しみにして、深夜を待つと…。予報通りにマイナス10度、いやいや見る見るうちに12、14、16、18度と、興味本位でいてはシャレにならない下がり方。「楽しそうね、じゃあ水買って来てよ」といたずらっぽい目で話す妻。「とんでもない、外は誰もいないよ」。ここ数日は、ニュースでは新疆や内蒙古でマイナス30度とか、40度とかと伝えています。「北京はまだましだね」というと「上海はまだましよ」と、いつもの実家自慢の妻でした。気温差でも中国の広さを感じてしまうこの頃です。(山下)  

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