今年の正月は、本当にいい天気が続きました。そのいい天気に誘われて、2日に北京の代表的な観光地の一つ「頤和園」に行ってきました。
頤和園は、中国の世界遺産の一つで、清朝の西太后の避暑地として、よく知られています。私は北京の名所の中ではこの頤和園が一番好きで、今回が3回目です。
前回は去年10月の国慶節のときに訪れましたが、ものすごい人、人、人で、前の人の背中しか見えませんでした。『まるで、明治神宮の初詣みたい!』と驚いた記憶があります。
今回も、お正月ということで、もしかしたらかなりの人手かと思ったのですが、がらがらでした。天気の良い分とても空気が冷たく、その上風もあって、さすがに訪れる人が少なかったようです。そういえば、最初、ここに来た時に説明してくれたガイドさんが、『冬は寒いので来ません』と言っていました。私たち夫婦もこの格好、それでも寒さが身にしみました。
のんびりと散策といった雰囲気ではありませんでしたが、この時期一番人が集まっていたのは、湖の上。凍った湖の上での散歩を楽しんでいました。
頤和園で私が一番好きなのは、園内の木々です。枝ぶりがとて見美しく、人手をかけた、歴史の美しさを感じます。春、若葉の頃、また、訪れるつもりです。
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