昨日１２日、初雪が降りました。といっても北京の北や東のほうではすでに何回か降っているようなので、昨日の初雪は私の住んでいるそしてCRIのある北京の西のほうに限っての初雪です。

　朝、マンションを出ると、車にうっすら雪が積もり始めていました。

　そして、歩いて２０分ほどのCRIに着くころにはもう靴の跡がつくほどに雪が積もり始めていました。

　ここで活躍するのが、先が広く広がった竹箒です。北京の雪はとても軽くて、湿気が少ないので、降る先から、竹箒ではいて端に寄せていきます。まるで、落ち葉の掃除のようです。

　集まった雪は、やがて１か所にまとめられますが、その塊はなかなか融けず、いつまでも残ります。でも、日本のように「ザラメ状の雪の塊」ではなく、一つ一つの雪の水分が飛んで、小さくしぼんだ雪がそれがそのまま積み重なったような感じです。旭川に住んで、雪の質にはうるさい私は北京のこの雪を「雪の殻」と去年命名しました。

　私は、雪が街を包む風景が大好きです。去年は。あまり雪が降らなかったので、今年のお正月当たり純白の北京の街が見られたらいいな～と思っています。