それでも食べたい!!
これは、日本でもお馴染みの「ししゃも」です。中国語では多春魚duo(1)chun(1)yu(2)
といいます。特に高級魚というわけではないですが、北京のスーパーではまず、お目にかかることはできません。北京は海が無いので、魚介類にはあまり恵まれていないからです。しかし、この現代社会なら、いくらでも他の港から運んでくることはできるはずですよね。やはり、昔から育まれてきた「魚介類をあまり食さない」という文化がなかなか変わらないことに一番の要因があるように思います。
では、この多春魚はどこで買ったかといますと、市場です。市場は大抵辺鄙な場所にありわざわざ行くのも大変です。日本料理店などに食材を卸している市場では、日本人が求めているような食材に出会うことができますが、探し当てるまでが一苦労。必ずどこの市場にでも置いてあるとは限らないからです。私が買いに行った場所は自宅から15分ほどの場所です。15分といっても、車で、ですけど…。
さて、苦労して探し出した多春魚のお値段は3元!(1元=12.7円)。はっきり言って激安ですよね。これが、日本料理店のメニューになると一皿20元前後に跳ね上がります。
因みに、日本人が大好きな明太子も手に入れるのに一苦労です。お値段は500g100元程ですから、日本より少し割安かな~。明太子が売っている場所までは自宅から40分かかります。
…勿論、車で、ですけど (笑)
それでも食べたい!!
丹羽麻衣子
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