ニイハオ!高橋恵子です。
5月5日の背比べ。こちらでは旧暦で端午の節句を祝います。
今年は6月23日が端午節。あと1か月ちょっとです。
この時期になると、童謡のように小さいころ父がそろばんを定規代わりに
柱にエンピツで線を引いて、私の身長を測ってくれたことを思い出します。
中国での背比べは、キリンさんと。
これは、地下鉄の切符自動販売機の脇にあります。
中国でも運賃は、大人、子供(半額)、幼児(無料)の3段階。日本では、この区分は年齢で、12歳以上(中学生)が大人、6歳から12歳未満(小学生)が子供、6歳未満(就学前)は無料。
だけど、日本と違って中国では年齢でなく「背の高さ」で区分される。1m20㎝以上1m50㎝までが子供料金。無料か、子供料金が必要か・・・ 迷ったらこのキリンで測ってみれば一目瞭然。 日本では、どんなに身長が低くても小学校に上がったら子供料金。だけれども、考えてみれば年齢より、体積(?)で区分した方が合理的!?
私は子供の頃(今も?)体が小さかったので小学生になってもしばらく
切符を買ってもらえなかった。親からすると節約になったと思うけど、
この時と「前に倣え」の号令で、手を前に出すのではなく、腰に手を
あてる時は、ちょっと寂しい気分だったのを思い出した。
地方都市の長距離バスターミナルには、こんな写真が。
身長1m20㎝~1m50㎝が半額。
ってことは、私、あと3㎝小さければ今でも半額で乗れるのかな?
身長制限は、場所、施設によって若干異なるようだ。
これは、1m30㎝を超えると子供料金が必要ですよと言う看板。
最近は、子供が大きくなったので小学生前でも1m20㎝を超える子も
いると言うことで、1m30㎝からの設定にしているところもある。
上海万博は1m20㎝でした。
他はどうかな?とキョロキョロしたら高架下にこんなものを発見。
こんなところでも身長を測るんだと思ったら、然にあらず。
夏場の集中豪雨の時、水はけが悪く直ぐに大きな水たまりができるので
その深さ測るためにあるようだ。これを設置する余裕があったら水はけが
良くなるように再工事すればいいのにね。
北京には梅雨は無いけど、間もなく集中豪雨の季節到来です。
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