北京に、いきなり春が来ました。
忘れもしません。
3月25日、いつものように彫刻公園を通ると
忽然と、もくれんが咲いていたのです。
私は思わず「フゥエ~!!」と変な声を上げてしまいました。
我が家のある、北海道の旭川も、
厳しい冬の後、いっせいに花の咲く春が来ますが
北京の春の来かたは、野球で言うと、クイックモーションです。
「もうすぐ春だね!」「ほら芽が出てきた!」「あと2,3日で花が咲くかも!」
は、一切なし。
いきなりクイッイクモーションで
「もくれん開花~! ストラ~イク!!」って、感じです。
それが証拠に、北京の暖房の供給が止まったのは、
もくれんの花が開いたわずか一週間前、3月16日でした。
この急激な季節の変化は、私にとって未知との遭遇ですが、
あと1ヵ月後、5月には、なんと北京は30度を超える「夏」になるんだそうです。
去年北京に来た日本人の美容師さんは
「私5月には、もう半そで、短パンでした~」って、いってました。
私は、3月いっぱいは真冬のままの服装でした。
ですから、3月と5月の私の服装を比べるとたった1ヶ月でこんな風に変わる?わけです。
だからなんだといわれると何ですが、
この急激な季節の変化の中で、中国の人はたくましく育つのですね!
一方、今の私は春が来たばかりなのに
「この急激な変化に私の体は順応できるのだろうか?!」と
あと、1ヶ月に迫った夏の訪れに、戦々恐々とする今日この頃です。
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