新沂市を訪ねて①

　今回の一枚。先週、CRIの取材チームに同行し、中国の地方都市、新沂市の様々な風景、そして、人々と貴重な出会いがありました。ここは300年以上の歴史を持つ、醤油や漬け物などを作る場所です。写真とともに動画でも紹介します。

　新沂市は江蘇省でも指折りの発展を遂げている中核都市の一つです。江蘇省の北部に位置し、約100万人が住んでいます。歴史のある文化を残しつつも、エコなど最新技術を導入した産業の動きも活発です。行政的な動きは「ネットテレビ」のコーナーで、「陈德荣書記記者会見」をクリックしていただけたら、3本の動画ニュースをアップしていますので、ぜひ参考にご覧ください。

　「つぶやき」では番外編として、私が歩いた風景を一緒に訪ねていきましょう。

　1回目は「一山一湖一古镇」と呼ばれている観光スポットの一つ、古い町並みです。大運河沿いの街は「窑湾」との名前で、全国でも特色ある古い町並みの観光スポットとして選ばれました。唐時代に作られ、明、清時代最も栄えたということです。300年以上の歴史を持つ建物が所狭しと建ち並んでいます。「五行八卦」の感覚をもとに作られたデザインやレイアウトは独特の雰囲気を持ち合わせています。次回は"一山"にあたる「馬陵山」などを紹介します。 (山下哲弥)