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日本人スタッフのつぶやき90

2011-10-17 08:48:45     cri    

 初めまして、志摩悦二郎です。

 35年間、NHKでアナウンサーをしていました。今年2月定年退職し、夫婦で(私も妻も中国語は全くわかりません)北京に来ました。よろしくお願いします。

 CRIの入り口前で写真を撮りました。

 

 実は記念すべき北京での最初の写真もこの玄関前で、着いた翌日いきなり「日本語部の70周年の記念写真を撮るので、一緒に撮りましょう」と言われ、皆さんの中に入れてもらいました。

 「まだ仕事も始めていない自分まで入れてもらってありがとう!その分これからの仕事がんばるぞ!エイ、エイ、オー!」というつもりの写真です。

 さて、北京で感じたサプライズです。

 空港を降りて、車で局の近くのホテルまで向かった時、運転手さんの運転振りに、肝をつぶしました。

 高速道路での運転。隣の車線にわずかな隙があるとすかさず「アクセル!!」

 流れるというよりは、飛ぶようなスピードで車を追い越した後、前の車が、ブレーキをかけると、衝撃のない見事なブレーキング。でも、前の車との距離はほんのわずか!!

 気がつくとどの車も「カーチェイス」というよりまるで「すきま取り」ゲームのような猛烈な運転ぶりです。目覚しい経済発展を遂げ、前へ!前へ!と進む中国社会。その熱気にいきなり触れたような気持ちでした。

 ちょっと面白かったのは家探しの時。高層マンションの12階にある部屋を見に、エレベーターを降りると、先は真っ暗、すると、大家さん、不動産屋の人、一緒に行った李さんが、いっせいに靴を「トーン!」すると明かりが「パッ!!」このマンションは音に反応して明かりがつくシステムでした。そして妻が鍵を開けようとしたのですが、これがなかなか開きません。ここの鍵はなんと3回左に回して、中の複数の鍵が解除されるシステム。

 何度も練習するのですが、なかなかうまくいかず、短い時間しかついていない明かりが消えて皆がいっせいに靴を『トーン!』明かりがついて妻が鍵を「ガチャ!ガチャ!」

 何度かの「トーン!」「ガチャ!ガチャ!」の繰り返しの跡、北京での住まいとなる我が家の扉がようやく開いたのでした。

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