来日中の北京放送(CRI)元アナウンサー曙光さんは6月26日、埼玉県朝霞市にお住まいの、橋本日出松さんを訪問されました。橋本さんは1980年代前半からのリスナーで、その辛口コメント(お便り)は北京放送・日本語部内で有名でした。
写真を見ながら談笑する橋本さん(右)と曙光さん
さて、久しぶりのご対面は話題が多すぎて何から話せばいいのか、わずかな時間でしたが、思い出話や交流の大切さなどなど、幅広い話が続きました。
橋本さん、「辛口コメントで、局ではけむたがられていたんでしょうね。」
曙光さん、「たしかに辛口でした。こんな人は橋本さん以外にはおられません。でも、お便りが待ち遠しかった。というのは、参考になることが多かったですから。人気がありましたよ。」
橋本さん、「私はよく中国人と間違われました。中国名があるんですよ。シンガポールのプレスホールディングスの社長・周さんがつけてくれたのですが、リンチンソン(林青松)というんです。局へは出しませんでしたが、何度かこの名前で手紙を出したことがあります。」
曙光さん、「へー、初耳です。知りませんでした。そう言えば中国人のようなお顔です。江南地方に多い顔ですね。」
辛口リスナーの家までお越しくださって恐縮ですと、橋本さん。貴重なリスナーがいてくださったから、我々も励みになったと、曙光さん。
「温故知新」の訪問もあとわずかな時間となりました。すべてに同行できませんでしたが、そばで見ていて、聞いていて、友情の絆の深さを実感します。
橋本さんの旧家の門の脇に鎮座している2基の「庚申様」
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