「中国の映画は楽しい」

豪華競演スターたちと中井さん。パネルの左側が中井さんの扮する斉の国の王

　日本から来るお客を北京空港で待っていたら、昔からの知り合いが出て来て、「え？　何でここにいるの？」とお互いにビックリしました。彼女は俳優の中井貴一さんのマネージャーさんで、以前、別の俳優さんについていた時に、一緒に何度か辺境の地に取材に行ったことがある、いわば仕事仲間です。今回は、中井さんが出演した中国映画『戦国』の記者発表に来たのだそうで、そう言えば、彼女の前を歩いていた人が中井貴一さんに似ているなあと思ってたんですが、ご本人だったわけですね。

中井貴一さん

　早速、翌日、映画『戦国』の記者発表に行きました。この映画は中国の戦国時代を舞台にした大スペクタクルで、中井さんは斉の国の王様を演じています。日本での公開が予定されてないということもあり、日本人は私１人。そんなこともあって控え室で気楽に、中国映画に出演する楽しさなどについてお聞きしました。それについてはCRIインタビューでご紹介しますので、ご覧ください。

　それにしても、こういう偶然の出会いってホントに楽しくて、何か、大げさでなく、生きてて良かったなあと思ったりします。（大野清司）