なごみの器 景徳鎮
カラフルな魚たちが涼しげです。
こんにちは。火曜日は私、吉野の担当です。
先日、街を歩いていて、見つけた湯のみです。
なんと、これは景徳鎮でつくられたそう。
景徳鎮といえば、古代から現在まで『陶磁器の街』として君臨している場所。
そして、思い浮かべるのは、白く輝く地に青い染料で模様が描かれた染付け磁器。「青花磁器」とも言われます。
でも、正直なことを言えば「景徳鎮、素敵だなあ」とは思うものの、自分が使うことを考えると、現在の生活スタイルにしっくりくるものには出会えていませんでした。
しかし、この景徳鎮はなんと軽やかなこと。この控えめな感じが非常に好みです。
そして、このデザイン、深さはまさに日本の湯のみサイズ。
これなら私も気軽に使えます。
やわらかなフォルムを描くフリルの飲み口も、薄くすっきりとしてなかなか良いです。
私が選んだのは、魚ですが、ほかにもキリンや、サボテンなど、意外なデザインが描かれていて、景徳鎮の新たな顔を見たような気がしました。
景徳鎮については金曜日放送の『中国の旅』でも取り上げています。
今ならインターネットで、3月4日分の放送でお聞きいただけます。
こちらもどうぞ、聞いてみてくださいね。(吉野綾子)
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