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お便り紹介

2011-03-10 16:48:06     cri    
 2月3日に放送されたネットラジオの番組「イキイキ中国(クリックして、ご覧ください)」について、リスナーの吉村さんのご感想をいただきました。ここで皆さんにご紹介します。

 6か月にわたった「上海万博」の思い出を語る番組で、いつものキャスターお二人に加えて、万博マスコットの「海宝くん」が登場して、進行役に一役買うアイディアは面白い。

 日本にいると、メディアの万博情報はどうしても限られてしまい、ビッグイベントや長蛇の列の人気パビリオンのことはたびたびニュースで流されるので、知ることはできるが、ボランティアの活躍なんて、ほとんど日本では報道されていない。そんな「白菜さん」といわれるボランティア大学生の話題が興味を引く。私も7月半ばに1度だけ万博会場を覗いた時、その「白菜さん」の活躍ぶりを目にし、お世話になった。帰りの道順を教えてくれたその学生さんは、北京オリンピックの時と同じように実に親切かつ丁寧だったのを覚えている。ただ、すぐそこですよと教えてくれた地下鉄の駅が、歩いて30分先だったことはちょっと恨んで?しまった。若者には30分はすぐそこだったのだろうが・・・。

 ハイテクを駆使した「日本館」の様子もさることながら、中国の昆曲と日本の能楽のコラボレーションによる「朱鷺」をテーマにしたミュージカルの話題が紹介されたのはよかった。佐渡島における朱鷺の人工繁殖は、長年の日中交流の成果であること、それに尽力した一人の日本人のこと、それをもとにこのミュージカルが制作されたことなど、こちら日本の人々がどれぐらい知っているだろうかと思った。

 日本に知られていないこととしては、このほかに若者のロックコンサートの交流がある。こういうイベントは日本では関係方面にしか報道されない場合が多い。これは日本側の問題だと言える。その当事者たちの住む府県でのローカルメディアに番組としては取り上げられても、なかなか全国には知らされない。その意味では、CRIがこうして日中交流のいろいろな情報を報道することは非常に意義があると思う。日本人の私自身がCRIや人民網の日中交流の記事をみて、ああ、こんなことやっているのだなあ、と知る時も少なくない。

 気のついた点としては、細かいことながら、6月12日に行われたジャパンデーの朱鷺の話題の紹介で、BGMに『冬のソナタ』のテーマ曲の一つが少し流れていたが、この朱鷺の繁殖に関わる日中交流の話題にはちょっと違和感があるかも・・・。日本ではあのメロディーはどうも純愛のイメージを想起してしまうので・・・

 ともあれ、今回も興味深い番組であった。それにしても中国館が5月まで万博の時のままで開館されるというのはうれしいことだ。なんとか、5月までにもう一度上海に行きたい。

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