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 これからの中日交流を支える若者たち 第二弾(4)

2010-12-28 09:58:17     cri    

 国際・交流へ

第四回 「ゆかり」で手を繋ぎ、ともに歩んでいく

~記者・王帥が中国結婚式の進化を見る~ 

 結婚式は古くから世界各地で行われています。地域によって様々な様式がありますが、どの地域においても喜びの儀式に違いありません。中国では、昔から受け継がれてきた風俗や習慣に加え、ヨーロッパなど西洋の影響を受けて、近年行われる結婚式は変わりつつあります。

 一般的に日本で結婚式の後に結婚披露宴を行うケースでは、結婚式自体を比較的少人数でとりおこない、結婚披露宴は親族一同や知人を含めて数十人~数百人と参加者の人数が膨らむことが多くあります。

 中国では結婚式の多くが昼12時前に始めなければなりません。時間を過ぎてしまうと縁起が悪いという言い伝えがあります。近年、「80後」と呼ばれる80年代生まれの若者たちが結婚のピークを迎えます。これら「80後」は新鮮な物事にとても興味のある世代であることに加えて、結婚式は一生に一度しかない二人の大事なイベントとして、若者たちが自ら手がける独特な結婚式が増えてきています。白いウェデングドレスを着て、西洋風の挙式を上げた後、お色直しで中国の伝統的な色――『赤い』ドレスもしくはチャイナドレスで披露宴に出るカップルが多いです。

 日本人のウェデングプランナーMiyoshiのモットーとする「ウェディングは学問である、すなわち文化なのだ」これはまさしく、「文化の融合を基本に、一人一人違うウェディングプランを生みだす」という結婚式の唯一性があります。

 中国で、プロデュースをする日本人のウェデングプランナーであるMiyoshiさんは独立し、主に結婚式のプランナーとして活動して行くとお話していました。中国には1993年から2004年(大学卒業)まで、および2007年から現在まであわせて14年間住んでいるそうなので、中国語がとても上手です。お客様とのコミュニケーションは主に中国語、そのほか英語や日本語でも対応しているそうです。

 中国では結婚式当日までさまざまな準備があります。少なくとも三ヶ月の準備期間が必要であり、その上もっとすごいのは1年前から準備し始まるカップルも少なくありません。

 中国では記念のためでもあり、結婚式の当日に親友や親族に見せる写真の撮影や招待状のデザイン、結婚式で配るお祝いの飴、結婚式会場の予約、結婚式を行う吉日選びなどの準備があります。

白鳥のケースに入れられているお祝いの飴
(撮影:Sui)

 ユニークなワインラベルと祝い飴
(資料写真)


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