「我的~我做主」。「自分の~は自分で決める」という意味を表すフレーズです。「我做主」は「自分で決める、自分で決定する」の意味です。
このごろ、このフレーズを生かしたタイトル、「我的婚姻我做主」、「我的校服我做主」、「我的高考我做主」などをよく見かけるようになっています。
「我的婚姻我做主」は「自分の結婚相手は自分で決める」です。中国の伝統的な考え方からすれば、結婚は男女二人だけのことではなく、双方の家族と密接なかかわりがあり、相手の収入、学歴、性格、家庭教育など考慮され、愛だけで簡単に決められることではありません。しかし、80年以降に生まれた若者は、このような束縛を受けたくなさそうです。「私たち二人が結婚したければ、それでいい。ほかの条件を考える必要はない」という傾向が強くなっています。家族や友人のアドバイス、風習、そして、結婚後の暮らしなどについて、彼らは、「我的婚姻我做主」と言い、自分さえ納得できればという結婚を求めています。
「我的校服我做主」は「自分の制服は自分で決める」です。配られた制服を着るのではなく、デザインなど学生たちが自分で決定する学校も表れています。「我的高考我做主」は「自分の大学統一試験は自分で決める」です。大学の受験勉強期間中に、部活とか映画などの趣味に時間をかけるのではなく、受験勉強に全力投球すべきだというのは、今までの考え方です。しかし、今年の受験生は、先生や親のアドバイスも受け入れるが、クラブ活動やゲームなど好きなこともやらせてもらうという「我的高考我做主」になっています。
「我的—我做主」は「我的青春谁做主」という人気ドラマから来た言い方です。生活レベルがアップするに連れて、「自分さえ納得できればいい」という自分の意思を大事にすることの表れでしょうか。(朱丹陽)
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