「最も幸せなこと」。歌詞の内容です。
彼氏から「分かれよう」と言われ、それまでの日々を振り返ります。付き合っていたこと。手をつないで歩いたこと。キャンドルに向かって祈るたびにいつも、自分のために心を込めて祈ってくれたこと。海辺で大きな声で「永遠に愛するよ」と叫んだこと。雨の日に傘を貸してくれたこと。別れる時までうそをつかず誠実にいたことーーーこれらすべてが最も幸せなことだと思っています。
微笑ませながらも涙が浮かんでくる歌です。一途で純粋な恋愛は、たとえ実らなくても、心の中で美しい思い出となり、経験したことを大事にすることも素敵なことではないかと思わせました。
歌は台湾の歌手の梁文音です。まさしく「声は人なり」で、梁文音は幼いときに孤児となり、弟と施設で過ごし、後に4歳年上の姉に育てられた経験が、繊細でありながら芯の強さを感じさせる声をもたらしました。
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |