会員登録

李春波

2009-01-22 14:44:31     cri    

 「親への便り」という意味で、歌詞も中国人が手紙を書く時の語り口調となっています。

 歌詞の翻訳です。

 「親愛なるお父さん、お母さん、お元気ですか。きっと仕事が忙しいことでしょうね。

 私は今広州で元気に頑張っています。心配しないでください。

 2人にあまり手紙を出していませんが、実は家がとても懐かしいです。

 お父さん、毎日会社に行っていますか。うるさく言われなければさぼってもいいですよ。若いときから革命事業のために頑張ってきたのだから、休んでもいいでしょう。

 お母さん、セーターを1枚買ってあげたから、惜しんだりしないで着てくださいね。

 息子の私はこれまで2人を怒らせるようなことばかりやってきました。でも、今は大人になりました。

 お兄さんとお姉さんはよく帰ってきますか。私は元気でやっていると伝えてください。家事は彼らやってもらってもいいですよ。自分の子供だから、遠慮することはありません。

 お父さん、お母さん、体に気をつけて。二人が元気でないとここにいる私は安心できないから。

 今年の春節にはきっと帰ります。

 ではここで筆を置きます。

 さようなら。」

 1994年の作品で、リリースされると百万枚の売り上げが出るほど、人気を集めました。歌詞は、ふるさとを離れた息子が親に宛てた手紙で、飾り気もありませんが、語りかけるようなメロディが歌詞とぴったり合い、出稼ぎで家にいない息子が、苦労していた親を思いやる気持ちを歌い上げました。

 その素朴さは国内外の歌でも珍しく、親しみやすさを感じさせ、いまでも広く親しまれています。特に、家族が揃う旧暦のお正月が近づくと、この歌が流れるようになります。

 この歌を作詞して歌った李春波は、当時広州で活躍していました。そのごろ広州では香港の歌手や歌が人気を集めており、日本の曲をアレンジしたものの多かったです。李春波のこの「親への便り」のヒットがきっかけとなりから、大陸オリジナルの歌が受け入れられるようになり、大陸の流行歌の発展の原動力となったと言われています。今、李春波は、歌手をやめ、映画監督を始めています。

    (朱丹陽)

関連ニュース
関連内容
v 林依轮 2009-01-16 10:18:16
v バレン・スー(许茹芸) 2009-01-07 10:58:49
v 幸福拍手歌 2008-12-31 16:52:04
v 程琳 2008-12-24 13:09:57
v 沈小岑 2008-12-16 12:58:27
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS