陳可辛(ピーター・チャン)監督の最新コメディ『中国合伙人(American Dreams in China)』が5月18日に封切られることが決定しました。公開に合わせ、このほどこの作品のファイナル版ポスターや番外編(主人公3人の成長軌跡を記録したPR映像)も発表されました。
『ラヴソング(原題:甜蜜蜜)』(1997)や『ウィンター・ソング(原題:如果・愛)』(2005)、『ウォーロード/男たちの誓い(原題:投名状)』(2007)などで知られる香港の人気監督、陳可辛(ピーター・チャン)の約2年ぶりの新作は、1980年代、中国の改革開放を背景に、自ら運命を切り開こうと英語学校を設立した3人の若者の奮闘振りを描いたサクセスストーリーです。テーマは、今流行の言葉「屌丝的逆襲」(プアで冴えない男たちの逆襲)にピッタリで、「チャイニーズ・ドリーム」に燃えている中国社会にとっても「うってつけ」の1本ではないでしょうか!
受験や女性関係、仕事のすべてで挫折感を味わったダメ男たちを演じているのは、大陸の人気俳優の3人:黄暁明(ホァン・シャオミン)、鄧超(ダン・チャオ)と佟大為(トン・ダーウェイ)です。
主演の一人、黄暁明(ホァン・シャオミン)は、アメリカの経済誌「フォーブス」中国版がこのほど発表した「2013年中国著名人ランキング」で、初めてトップ10入りを果たして8位にランクインしました。長年ドラマや映画で活躍しながらも、謙虚な姿勢を貫いているシャオミン、実は俳優として冴えない時代もありました。そんなときも向上心を持ち続け、チャンスを逃さず全力で取り組んでいたことで遂に花を咲かせました。自身の成長が新作の役どころに似た要素も多く、等身大の役作りにより"説得力"を増すだろうといわれています。(ミン・イヒョウ)
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