4月20日四川省雅安市蘆山県でM7.0の地震が発生したあと、救援活動や被災者支援活動が着々と行われています。そんななか、被災地の第1戦で活躍中の中国軍人の姿が再び全国民に感動を与えています。

　この事態を受け、軍人たちに敬意を表すため、今年夏に公開予定だった戦争映画『残団（Indomitable Soldiers）』が5月中旬から、一足早く繰り上げて封切られることになりました。この作品は80年前の戦争時代が舞台で、万里の長城一帯で起こった壮絶な物語と軍人の献身的な姿を描いています。平和な時代の今でも、被災地で天災と戦っている軍人を、戦争時代の戦士たち同様に扱ってほしいという狙いもありながらも、震災後の復興や被災者のメンタルケアにも一役買うことも期待されています。監督は蔡抒南、主演は範雨林、李梅可。(ミン・イヒョウ)