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<成功物語~小さな出来事>車椅子の愛の使者

2011-08-31 11:09:49     cri    


























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 人生の成功は職業、年齢、出身などにかかわらず、平凡な職場で黙々と努力し自らの人生の価値を実現させれば、誰でも平凡でない人生を送れるだろう。この番組「成功物語~小さな出来事」は1週間おきに、一般の人々の身近にある小さな出来事にスポットライトをあて、最終的に成功した人を皆さんにご紹介します。

 小さな出来事から、あなたも素晴らしい明日を迎えてください。 ご案内は、高橋恵子です。

 今回の小さな出来事は山東省出身の宋秀娥さんをご紹介します。73歳の宋秀娥さんは山東省莱陽市にある小さな村・鉄道新村に生まれました。

宋秀娥さんは「3歳の時、母親をなくし、5歳の時に父親も他界しました。ですから、小さな頃から、家庭のぬくもりを探していました」と語りました。

 両親がいないこと。それは、幼年時代の宋秀娥さんのにとって心の傷でした。1985年、45歳の時、宋秀娥さんは眼の病を患い、仕事を辞めなければなりませんでした。その後、治療の甲斐もなく、1994年には、とうとう失明してしまいました。そして、1997年に特発性大腿骨頭壊死(ANFH)と診断され、宋秀娥さんは歩けなくなりました。宋秀娥さんは「1つのことしか、考えられませんでした。私は一体いつまで生きられるの?死んだ方が、まし」語りました。

 運命は、非常です。でも、彼女は勇敢に現実に向き合いました。耳から外の世界を知ることにしました。ラジオとテレビを通じ、一部の子供が、家庭や社会の影響でインターネットへの依存症や、早すぎる恋愛、暴力などよくない習慣に染まっていることを知りました。こう言った子供の心の問題を解決すれば、彼らの人生の一生が救われると考えました。

 多くの人は親や教師でさえも解決できない問題を、盲目の老人が解決できる訳がないと思い、初めは彼女を信じませんでした。それでも、中には宋秀娥さんのおかげで、大学に合格する人もいました。

 宋秀娥さんはこれまでの数年、自分で携帯電話を買い、番号を公開し、24時間電話を受け付けてきました。子供に無料で様々なサービスを提供しています。2007年、宋秀娥さんはより多くの子供を救うため、自費で心のサポートハウスを作りました。

 73歳の宋秀娥さんは、今でも毎朝、この心のサポートハウスに来て、自分を必要とする人、助けを求めている人が相談に来るのを待っています。(万、高橋)

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