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10月に予定されている習近平国家主席のイギリス公式訪問に向けて調整を行うため、イギリス訪問中の中国の王毅外相は9日と10日、ロンドンでハモンド外務大臣と2回の会談を行いました。
王毅外相は、両国の全面的な戦略パートナーシップの新たな成長要素を引き出し、新たな推進力を提供することが中国とイギリスにとって最も重要だとして、生産能力の協力を積極的に推進し、それぞれの産業面の優位性を生かし、人民元の国際化や、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設と運営を共同で推し進め、国際的な金融ガバナンスで協調を強め、国連の平和維持活動やポスト2015年開発アジェンダ、気候変動などグローバルガバナンスと開発に関する議題をめぐって協力を強化し、国連安保理常任理事国としての責任を果たすことなどを提案すると共に、教育や文化、観光などの人文分野、および法執行や汚職取締りなどの面における協力を引き続き強化すべきだと述べました。
ハモンド外務大臣は王毅外相が両国関係の発展について打ち出した構想に賛成の意を示した上で、中国側と共に、両国協力の中長期計画を強化し、生産能力の協力や双方向投資、金融協力、人文交流を促すと共に、人民元の国際化を推進していく考えを示した上で、「両国がグローバルな議題で協力を強めることは、世界の安定と経済発展にとってプラスとなる」と述べました。(ZHL、林)
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