中国外務省の王毅外相は15日、北京で、フランスのファビウス外務・国際開発相と会談しました。

　王外相は良好な両国関係の発展に喜んでいるとしたうえで、「ハイレベルの相互訪問を保ち、政治的な相互信頼を高めるとともに、互恵協力を深め、人的交流や文化交流を促進し、両国関係の新たな発展を絶えず推進していく」と述べました。さらに、「気候変動対策において、フランスと密接な意思疎通と協力を保ち、年末のパリ気候変動会議（COP21）を成功へと導きたい」と述べました。

　これに対し、フランスのファビウス外相は「両国関係が現在のレベルまで引き上げられたのは、互いの首脳による推進の結果で、両国の国民の支持もある」として、「ハイレベル交流が両国関係の牽引力としての力を発揮し、実務協力を促進し、人的な往来を活発化したい」との考えを示しました。（ヒガシ）