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2日間の日程で開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は7日、ドイツ南部の町ガルミッシュ・パルテンキルヒェンの近郊にあるエルマウで開幕しました。環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)、西側諸国とロシア関係、気候変動などがホットな話題となっています。
サミットの開幕前、ドイツのメルケル首相とアメリカのオバマ大統領は会談を行い、ウクライナ危機の解決を目指すミンスク協定が完全に実施されるまでは、西側諸国がロシアへの制裁を続けることで意見が一致しました。オバマ大統領は「ロシアによる攻撃への反抗はサミットの議題の一つとなるべきだ」と表しました。
イギリスのキャメロン首相はソーシャルメディアであるツイッターを通して「サミットでは国際サッカー連盟(FIFA)の腐敗取り締まり行動をきっかけとして、腐敗取締りに関する議論を世界のほかの分野に広げていくことを助言する」と話しました。
サミットの開幕に合わせて、数千人が開催反対の抗議活動を行いました。抗議者たちはG7を気候保護や、貧困扶助などの面で中身のない約束と見なしており、「気候保護を強化し、貧困撲滅を徹底する。TTIP交渉を中止するよう」要求しました。(殷、林)国際・交流へ
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