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EU・欧州連合主催の主要7カ国首脳会議(G7サミット)が4日夜、EU本部・ブリュッセルで開幕しました。ロシアを除外してサミットが開かれるのは、17年ぶりです。また、ウクライナ問題が今回のサミットの主要議題となります。
4日夜、7カ国首脳はウクライナ問題の最新情勢について話し合い、悪化しているウクライナ情勢の改善をめぐって討議を行いました。欧州委員会のバロッソ委員長はその際「ウクライナ問題に対し、7カ国は2つの面から着手する必要がある。まず、政治と経済面でウクライナの国内情勢を安定させること。次に、7カ国が共同でロシア側に圧力をかけ、ロシアのウクライナへの内政干渉を止めさせ、国家分裂を主張するウクライナ国内武装勢力への支援を放棄させることだ」と述べました。また、欧州理事会のファン・ロンパイ議長は「ロシア側がウクライナに対する措置を緩和しなければ、ロシアがこの首脳会議に戻ることはなく、EU側は新しい制裁措置を講じることになる」と強調しました。(hj 高橋)国際・交流へ
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