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 第9回大中物産杯日本語弁論大会が北京で

2015-04-12 15:14:03     cri    

 「第9回大中物産杯日本語弁論大会」(中国伝媒大学と日本の大中物産株式会社の共催)が11日、北京市の中国伝媒大学のキャンパスで開かれました。
 大会には、北京や天津などにある19大学から応募した200人の中から予選を通過した初級の部9人、本選16人が日本語による弁論を競いました。


出場した弁士たち

 本選のテーマは「理想の恋人」、「挑戦したいこと」、「私が日本に伝えたい中国」。天津科技大学の呉廷凌さん(本科3年)は「私が日本に伝えたい中国」をテーマに、「囧(困った)」、「有銭任性(金持ちはわがまま)」などインターネット上での中国の流行語を取り上げました。ユニークな弁論が観客たちの笑いを誘い、見事、優勝に輝きました。
 準優勝の北京外国語大学の王丹妮さん(本科1年)は、祖父と祖母との感動的な話を披露しました。高齢者たちへの関心を呼びかけることを「自分が挑戦したいこと」と訴えました。
 3位となった北京大学の姜慧瑛さん(大学院2年)は挑戦することの大切さを教えてくれた大学の先生への思いを語りました。


本戦で優勝した呉廷凌さん 


初級の部で優勝した凌楊さん 

  「初級の部」では、「私の故郷」をテーマに弁論が繰り広げられ、天津科技大学の凌楊さん(大学1年)が優勝しました。


大中物産株式会社・河窪博史社長

中国伝媒大学・袁軍副学長

 中国伝媒大学の袁軍副学長は挨拶の中で、「この大会は北京や天津を中心とする地域で最も影響力を持つ弁論大会の1つであり、中日の相互理解の増進や青少年の友好交流の促進にとって現実的な意義がある」と述べました。大中物産株式会社の河窪博史社長は「中国が世界のリーダーの1国として大きな役割を担うことが望まれている現在、将来を担う学生たちに日本の文化を理解してもらい、両国の友好関係を今一層促進してほしい」と期待を寄せました。
 「大中物産杯日本語弁論大会」は中国伝媒大学と日本の大中物産株式会社が共催し、2007年から年1回開かれていて、中国国際放送局などが後援しています。本選の優勝、準優勝、第3位に選ばれた3人は日本に招待されます。


王丹妮さん(左)、呉廷凌さん(中)、姜慧瑛さん(右)

                             (文・写真:王洋)     

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