第51回ミュンヘン安全保障会議に出席している中国国務院の楊潔チ委員は7日、インドのドヴァル国家安全担当補佐官と会談しました。
楊委員は「両国首脳の強力なリーダーシップにより、中国とインドの戦略的協力パートナーシップが新たな段階を迎えている。積極的な交流が増え、協力発展の勢いが強化されている。この機会を互いに理解することで、妨害を排除し、両国関係の発展情勢を固めるべきだ」と述べました。
さらに楊委員は「双方はハイレベル対話を増やし、政治的相互信頼を強め、両国発展の基礎を固めるべきだ。協力と発展に重点を置き、発展戦略をより深めて、多くの分野での協力を開拓し、人的交流を拡大することが重要だ。また、お互いの関心事を尊重し、国境交渉のプロセスを積極的に促進し、国境の平和と安全を切実に維持、保護しなければならない。グローバルな課題における協力を増やし、世界多極化プロセスを共に促し、発展途上国の共同利益を守っていくべきだ」と話しました。
インドのドヴァル国家安全担当補佐官は「インド新政府が成立して以来、インドと中国の指導層は密接に交流し、両国関係は良好に発展している。インドと中国はいずれもアジア国家であり、世界で経済成長率が最も著しい2つの発展途上国でもあり、共に多くの互恵共栄協力の機会に直面している。各分野での協力を強め、経済の持続的発展を促し、地域の平和と安定を維持し、守って行くつもりだ。中国と密接に協力し、国境交渉プロセスを引き続き推進していきたい」との考えを示しました。(怡康、山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |