中国外務省の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、ベトナムの副首相でもあるファム・ビン・ミン外相の招きに応じて、楊潔チ国務委員は10月27日にベトナムを訪問し、ファム外相と共に中越二国間協力指導委員会第7回会議で議長を務めることを明らかにしました。

　現在の中越関係について、華春瑩報道官は「今年に入ってから、中越関係は領海の問題で一時困難に陥ったが、双方は関連問題の善処に向け緊密な連絡を取り合っている。双方の努力により、今年8月下旬、ベトナム共産党中央総書記の特使が中国を訪問し、両党のハイレベル会合が行われ、関係緩和のプロセスが始まった」と紹介しました。

　その上、「中国はベトナムと共に努力し、両党のトップ会合で合意した共通認識を履行し、中越関係を絶えず改善し、発展させていきたい」と表明しました。（Yan、Kokusei）