中国の李克強首相は現地時間の22日午前スイスのチューリッヒで、世界保健機関（WHO）のマーガレット・チャン事務局長と会談しました。

　李首相は、エボラ出血熱の感染拡大は2014年以来国際社会が直面している重要な挑戦だとし、中国は今後も引き続き感染地域にできる限りの援助を提供するとともに、アフリカ諸国の衛生安全システムの構築に協力し、WHOの取り組みを支持していく考えを示しました。

　チャン事務局長は、エボラ出血熱の感染抑制で中国が果たした重要な役割を高く評価し、中国と緊密に協力し、各国の注目度を高め、歩調を揃え、最終的な勝利を獲得するよう推進していくと語りました。（ZHL、林）国際・交流へ