第67回WHO・世界保健機関年次総会は19日、ジュネーブで開幕しました。中国代表団の団長を務める国家衛生計画出産委員会の王国強副主任は総会で発言し、「気候変動と人類の健康」というテーマをめぐって中国の立場と主張を説明しました。
王国強副主任は、「世界の気候変動は、21世紀における人類の健康に与える主な脅威となっている。中国政府と国民は、気候変動が人類の健康、社会や経済に与えるマイナスの影響を非常に注視しており、一連の行動を開始している。中国政府は2007年『国家環境と健康行動計画』を制定、2013年には『国家気候変動に対応する戦略』を発表して、異常気象が健康に与える影響を監視する国家レベルのネットワークの開設を表明し、健康リスクの分析と公共情報サービスを提供し、高温、洪水、旱魃などの異常気象による健康リスクを評価するとともに注意報と緊急警報を出している。中国は気候変動による健康被害に対し厳しい姿勢で臨んでおり、各国とともに協力し対応していきたい」と強調しました。(Yin、小山)国際・交流へ
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