香港特別行政区立法会の議員41人と多くの政治団体は18日相次いで声明を発表し、17日夜に香港の商業地区・旺角（モンコック）で発生した暴力衝突を強く非難しました。

　香港特別行政区立法会の議員41人が18日に連名で声明を発表し、一部の者がインターネットで住民を煽りたて、暴力衝突を引き起こしたことを強く非難しました。声明は、「インターネットを利用して住民のデモへの参加を煽りたてることが極めて危険なことだ。住民が一旦暴走してしまうと、大勢の死傷者が出る可能性がある」とし、このような違法行為を厳しく非難すると共に、いち早く事件に関与する者を逮捕するよう警察当局に促しました。

　香港最大の政治団体である民建連も同日声明を発表し、不法な暴力行為をネットで煽動したやり方を強く非難し、自らの安全のため、占拠活動及びそれに関連する不法集会などに参加しないよう香港市民に向けて呼びかけました。

　香港労働組合連合会も当日の声明で、「事態の進展がコントロールできなくなった今、中環（セントラル）地区占拠を呼びかけた者が、依然としてデモを中止させないことは、社会と市民の利益を顧みず、香港にもたらした破壊に対し逃すことのできない責任を持っていることが分かる」と非難しています。（ZHL、Kokusei） 暮らし・経済へ